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金融政策、特定の為替水準で行うわけではない=亀崎日銀審議委員

2010年07月28日 15:47

  [札幌 28日 ロイター] 日銀の亀崎英敏審議委員は28日、札幌市での金融経済懇談会後に記者会見し、最近の円高傾向について「短期的には輸出に下押しとなる」としつつも、「先行き日本経済の回復シナリオは変わらない」と指摘した。

  一方、「為替の影響は常にみる必要がある」とした。そのうえで、為替の特定の水準で金融政策を行うわけではないと述べた。

  エコカー補助金など政策効果のはく落で10─12月期に景気回復が一時的に停滞することがないとは言えない、との見方を示した。

  欧州の銀行ストレステスト(健全性審査)結果について、「甘いじゃないかとの見方あるが、必ずしも甘いとは言えない。(銀行が)国債を満期まで保有したリスクを除外しているが、91行の詳細な情報が出て透明性が出たことは評価すべき」と指摘した。米国景気については、「企業向けサーベイなど各種指標が、回復基調がゆるやかであることをあらためて裏付けている」と述べた。

  (ロイターニュース 竹本能文記者)